この世界の片隅に

カテゴリ: スタッフ日記
2017.04.27

映画「この世界の片隅に」を観に行きました。

太平洋戦争が始まる頃から終戦の頃までの時代を生きたひとりの平凡な女性すずさんの日々を描いています。

戦争は、戦争には関わりない普通に平和に生きてきた人達を一方的に巻き込んで、攻撃して、大切なものを奪います。
この映画には普通に平和に暮らしていた人々の悲しみが詰まっています。

実際に私の祖母たちや父親から聞いていた防空壕を作った話や空襲警報で逃げた話なども思い出しました。人間ってどうしてあんなに残酷なことができるのだろう。

それにしても、あの時代の人は食べるもの、着るものがなくて貧しくても、肩を寄せ合い、分け合って、助け合ってやさしくて強い。今は物質的には豊かになったのかもしれないけれど・・・。

考えされられ、じわっと涙あふれる作品でした。

脅しあうことでしか平和でいられない今。悲しいです。
戦争をしたい人が本当に戦争を始めないことを願います。