和風人前式がありました。
その和風人前式で新婦さんが手にしていらっしゃるのは…そう!
水引ブーケです。
うれしいじゃないですか。
これは手毬タイプ“もえぎ”
すべて水引で作られてます。
ひとつひとつ京都の水引職人さんの手作りです。
日本ならではのブーケです。
水引ブーケは
コチラ
それともうひとつ!
アムズでは和風の人前式にオススメのアイテムがあります。
それは
婚礼の縁起物貝合わせを使い、
想いを重ね、絆を深めるセレモニーです。
詳しくは
コチラ
雅やかなアイテムです。
少し前は通りをピンクに彩っていた
二条城の西側のお掘の桜は今は鮮やかな緑。
代わって通りを挟んで反対側のハナミズキが通りを彩っています。
白・ピンク・白・ピンク、そしてグリーン。
通りが近づいてくると、このやさしいきれいな色合いに目が留まります。
京都の街角でよく見かけるハナミズキ。
桜の後の楽しみです。
さて、ハナミズキといえば思い出す。
一青窈さんのハナミズキ。
やさしさが伝わってくるような曲ですよね。
結婚式でもリクエスト入ることもあります。
でも、歌詞を読んでみると、
やさしい、穏やかな世界がそこにあるって感じはするけれど、
わかるようなわからないような…。
君と好きな人が百年続きますように♪
って結婚式にはどうよ?と気にもなる。
実際、
「ハナミズキ」は自分の大切なひととその人の好きな人が
せめて100年続けばいい
そういう願いを込めて創りました。
と一青窈さんがコメントされてる記事を見ました。
実は、この「ハナミズキ」の詩は911のテロ事件を受けて書かれたそうです。
「ハナミズキ」発売によせて一青窈さんがコメントされてました。
何かもっと人と人はやさしさを交換できないものかと思われたとか。
そして、自分の周りにある平和を思ってみると、
昔友人と過ごした場所にハナミズキがあったことを思い出したそうです。
明治42年頃に東京市長がアメリカに贈った桜の返礼として贈られらてきた花水木。
そして年を経て、ワシントンのポトマック湖畔は桜で彩られ、
日本の家庭や校庭には花水木が花をつけている。
何年もかかってお互いの思いがいまだカタチとして目に見え
花として実を結んでいるというのが美しいと思ったとのこと。
詩が書かれた背景を思うと、「君」は恋人だけじゃなくて、
家族だったり、友人だったり、大切な人なのかもしれません。
大切な人とその大切な人の幸せを願って、そんな願いが広がって
穏やかな平和な日々がくることを願って書かれたのでしょうか。
ハナミズキはそんな願いの象徴として書かれたのでしょうか。
昨日は英国王室ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式。
ロイヤルウエディング。
歴史あるウェストミンスター寺院。
回廊には緑の木が用意され、たくさんの方に見守られながら
オーケストラの演奏や歌声の中入場される様子は豪華で厳か。
教会の鐘の音も鳴り響いてました。
ヨーロッパだなぁ。
純白のウエディングドレスは美しいシルエット。
アレキサンダーマックイーン(Alexander McQueen)のサラバートンさんのデザイン。
バラ、アザミ、ラッパスイセン、クローバーの4つの花の模様が
あしらわれているそうです。これは英国の4つの地方を象徴する花だとか。
こんなところにも英国のプリンセスになるという気持ちが込められて
いるのですね。
ブーケは小ぶりだったけど、小さな白い花でアレンジされたもの。
スズランも入っていたかな。かわいかったです。
オズボーンマートルも使われていたんでしょうか。
まちがいなく豪華なんだけど、
ドレスといいブーケといいシンプルナチュラルな印象でした。
きれいだった!
英国はクィーンの国。
結婚式の主役は花嫁さん。
そして、結婚式っていいものだなぁ。
結婚式といえば純白のウエディングドレス。
そのきっかけは1840年のヴィクトリア女王の結婚式にありました。
それまでの女王の結婚式では金糸銀糸を使った絢爛豪華なドレスで
女王の権威を示すのが通例。
ところが、ヴィクトリア女王が自身の結婚式で身にまとったのは
純白のウエディングドレスだったのでした。
その純白のウエディングドレスはシルクのシンプルなもの。
イギリスの養蚕農家で作られたシルクが使われたそうです。
女王は純白のウエディングドレスに愛する夫アルバートへの誓いと
イギリスの国内産業発展の願いを込めたといわれます。
この女王の純白のウエディングが憧れとなって
白いウエディングドレスが世界中に広まっていきました。
もうすぐ英国王室のロイヤルウエディングですからね。
ロイヤルウエディングのお話テレビでやってました。
ウエディングドレスが白い訳は以前にどこかで読んだことあったけれど、
英国ロイヤルウエディングで引き継がれているもうひとつのことがあること知りました!
それはウエディングブーケ。
ヴィクトリア女王は夫アルバートの祖母からマートル(銀梅花)を貰い住居である
オズボーンハウスの庭で育てたそうです。
そして、その花を長女の結婚式に使ってから、このオズボーンマートルを使ったブーケも
純白のウエディングドレス同様ロイヤルウエディングで引き継がれてきているそうです。
オズボーンマートルは花嫁の純真さの象徴なのだそう。
ヴィクトリア女王に始まった結婚のしきたり、伝統が長い時を越えて
今でも受け継がれています。
そこに込められた願いや気持ちが伝わって繋がっていっているんですね。
さて、このマートル(銀梅花)ってお花。
調べてみたら、豪華な花ではなく、清楚さ漂う小さい白い花が咲くハーブでした。
今度お花屋さんのぞいてみようかな。
お昼頃から雨が降り始めた京都です。
そして明日もどうやら雨模様…大安土曜日で結婚式も多いのに。
でも、こんなときはこの言葉。
Sposa bagnata, sposa fortunata
雨の日の花嫁は幸せになれる
以前イタリアからの牧師に教えて貰いました。
雨は神様からの祝福のしるし。
あの時は結婚式をしてる間にすごい雨が降り始めてました。
退場してドアが開いた時、新郎新婦も列席の皆さんもちょっと驚く程の雨。
そんな時に牧師が新郎新婦様に結婚式の日に降る雨の話もされてました。
あの時は天からたくさんの拍手が届いているような雨だったなぁと覚えています。
結婚式の日の雨は幸運のしるし。
でもできることなら、やっぱり晴れの方がいいか…な。